国際交流
中国の困難は韓国の困難」、在中国韓国大使館が中国を応援
        
2020-02-13 11:24 | 人民網日本語版

「中国の困難は韓国の困難。韓国大使館は中国と共に!」。これは今月11日午前、在中国韓国大使館が微博(ウェイボー)に掲載した新型コロナウイルス感染拡大と闘う中国を応援するメッセージ。また大使館の外にも同じフレーズが書かれた横断幕が掲げられ、中国と韓国の国旗、さらに「中国加油(中国頑張れ)」の文字も書かれていた。

在成都韓国総領事館や在中国韓国文化院もすぐにこの投稿に対して、中国を応援するコメントを寄せた。

在中国韓国大使館の投稿には中国のネットユーザーから次々に「いいね!」が寄せられているほか、「ほっこりした。ありがとう!」など、韓国に感謝するコメントも寄せられている。

熱心なネットユーザーは「新型コロナウイルス感染が収束したら、是非、黒竜江省哈爾浜(ハルビン)に来て、焼肉や鍋包肉をお腹いっぱい食べて」と招待している。

また、「新型コロナウイルス感染が収束したら、韓国に行って焼肉を食べたい」とコメントを寄せるネットユーザーもいた。

中国で新型コロナウイルス感染による肺炎が生じると、韓国はすぐに援助の手を差し伸べ、マスクや防護服、防護ゴーグル、ハンドソープなどの医療物資を中国に送ってきた。


韓国の中央政府や光州市、天安市、江原道などの多くの自治体も最近、中国に義援金や物資を寄付している。その他、少なくとも10社以上の韓国企業も援助の手を差し伸べている。韓国聯合ニュースによると、ソウル市政府は11日、北京や重慶など中国の12都市に、6億ウォン(1ウォンは約0.093円)規模の救援物資を送り、新型コロナウイルス感染拡大と闘う中国を支援することを表明している。12都市は、北京などのソウルの友好都市8都市、中国東北3省の一部の都市を含んでいる。それら物資を乗せた飛行機は11日に仁川国際空港から出発し、12日に中国の各都市に届けられた。ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は、「ソウルで中東呼吸器症候群(MERS)が流行した時に、特使団を派遣して助けてくれた北京市に感謝している。中国が1日も早くこの難関を乗り越え、正常な日々を取り戻すことを願っている。ソウル市と中国の友好都市が苦境の際に共に助け合い、親ぼくを深めることを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年2月12日

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