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「一帯一路」沿線諸国に年1500回超の海洋警報を発表=中国自然資源部
        
2021-12-29 14:18 | CRI

  自然資源部国家海洋環境予報センターは27日、バングラデシュのダッカ大学と協力覚書を交わしました。双方が協力を深めることで、同国の将来の気候変動対策能力がさらに高まることになります。

  国家海洋環境予報センターの「21世紀海上シルクロード」海洋環境予報保障システムは2021年、「21世紀海上シルクロード」沿線の17カ国・102の主要都市に予報・警報サービスを提供し、港湾、航路、台風などに関連する多くの種類の海洋予報を計1548回発表しました。南シナ海、ベンガル湾、アラビア海域の5個のサイクロンについては高潮予報を22回発表し、強力なサイクロン「ヤス」に伴って発生した高潮など、重大な事態への対応に多く成功しました。

  「一帯一路」沿線の重要な国・地域であるバングラデシュやインドの西ベンガル州などは、地勢が低く沿岸部に人口が密集しているため、高潮被害が深刻です。国家海洋環境予報センターはすでにベンガル湾エリアの大規模高潮集合数値予報システムを構築しており、同国の高潮警報・予報能力を効果的に高めています。(非、鈴木)

  

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