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Gavi事務局長 オミクロン株拡大でワクチン配分不均衡の深刻化を懸念
        
2021-12-17 15:54 | CRI

  発展途上国でのワクチン普及に取り組む国際団体「Gavi(ガビ)ワクチンアライアンス」のセス・バークレー事務局長はこのほど、「富裕国が再び新型コロナウイルスワクチンを買い占めると、世界的な配分の不均衡が深刻化する」と警告しました。

  バークレー事務局長は「オミクロン変異株の感染拡大を憂慮して富裕国のワクチン寄付意欲が低下する兆しは早くから表れている」と指摘しました。

  これを受け、Gaviアライアンスは「ワクチンの輸出制限や一部生産国での買い占めなどにより、世界保健機関(WHO)が主導し、公平な配分を目指す『COVAXファシリティ』による供給規模が再び縮小する可能性がある」と新たに判断しました。(ジョウ、藤井)

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