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中米「ピンポン外交・バージョン2.0」は嬉しいこと=外交部
        
2021-11-24 15:44 | CRI

  外交部の趙立堅報道官は23日の定例記者会見で、中米間の「ピンポン外交」という美談が新たに引き継がれることに触れ、「中米の卓球愛好者やスポーツ界、および両国の友好を望む中米両国国民にとって、嬉しいことだ」と述べました。

  国際卓球連盟(ITTF)は同日、中米選手がペアを組んで米国のヒューストンで行われる世界卓球選手権に出場すると発表しました。これについて、中米関係の正常化にも繋がった1971年の「ピンポン外交」のバージョン2.0にたとえる声が上がっています。

  趙報道官は関連の質問に答えた際、「ピンポン外交」の意義について「相互尊重と平等な付き合いを堅持すれば、歴史的背景や社会制度が異なる国の間でも平和共存とウィンウィンの関係を構築できる」と指摘しました。

  さらに、今後の50年を見据えて「国際関係において、中米が正しく付き合う道を見出すことが一番重要だ」とした上で、「『ピンポン外交』のバージョン2.0という言い方は米国の一部の人に良いヒントを与えた。つまり、冷戦思考で今日の中米関係を処理したり、イデオロギーによる分割や集団での対抗を行ったりしてはいけない」と強調しました。(洋、吉田)

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