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習主席のAPECビジネスリーダーサミットでの基調演説の要約
        
2021-11-12 10:19 | CRI

  習近平国家主席は11日、招きに応じて北京からテレビ会議方式でアジア太平洋経済協力会議(APEC)ビジネスリーダーサミットに参加し、「持続可能な発展を堅持し、アジア太平洋運命共同体を共に築く」と題した基調演説を行いました。

  習主席は「私はかつて中国の黄土高原の小さな村で長年生活してきた。当時、そこでは生態環境が破壊され、住民の生活も困窮していた。私はその時、自然へのダメージは最終的には人間自身を傷つけることになると認識した。中国の排出削減行動は深刻な経済社会変革だ。困難を極めながらも、世界のグリーンなモデルチェンジに貢献していきたい」と述べました。

  また、習主席は「ここしばらくの間、中国の関係部門は独占禁止法の規則を完全に実行し、国内の一部業界に対する監督管理を強化している。われわれはいささかも揺るぐことなく公有制経済を強化し、発展させ、いささかも揺るぐことなく非公有制経済の発展を奨励、支持、誘導し、各種市場主体を平等に扱い、統一的かつ開放的で、秩序ある競争の市場体系を構築し、アジア太平洋および世界の商工業界の中国への投資・興業により良い保障を提供していく」と述べた。

  さらに、習主席は「グリーン化・低炭素化へのモデルチェンジは系統的なプロジェクトであるため、統一的に計画し、全体的に推進しなければならない。発展がなければ、グリーン化へのモデルチェンジの経済力を集めることができない。民生をおろそかにすれば、グリーン化へのモデルチェンジの社会的なよりどころを失うことになる。われわれは持続可能な発展の理念を正確に理解し、人民を中心とすることを堅持し、経済成長、民生保障、省エネ・排出削減をうまく調整し、経済発展の中でグリーン化へのモデルチェンジを促進し、グリーン化への転換の中でより大きな発展を実現していく」との考えを示しました。(雲、藤井)

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