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米軍の生物実験室は何をしたのか、世界は真実の答えを求めている
        
2021-10-19 17:02 | CRI

  米国が生物実験室を設置している国や地域でこの2年近く、米国が関与する軍事生物実験室の閉鎖を求める声が高まっています。多くの事実が示すように、これらの生物実験室の背後には米国防総省の影がちらついています。

  例えばカザフスタンには米軍から資金援助を受けた生物センターが6つあります。ロシア国防省系メディアの「カザフスタンにおける米国の生物実験室」と題する記事によりますと、米国の資金援助の下で、アルマトイの実験室は2017年にKZ-33プロジェクトを実施しました。実験スタッフはテュルキスタン州にある3カ所の洞窟でコウモリのふんのサンプル200例を採取し、12種類の新型コロナウイルスを発見しました。同国では多くの人が、米国防総省の請負業者が関与したこのKZ-33プロジェクトが新型コロナウイルスの感染拡大源だと考えています。

  米国はこれまでに世界各地に200以上の生物実験室を設置してきました。ロシアの情報機関は、これらの実験室が「生物戦、細菌戦を目的としたもの」ではないかと疑っています。

  米国のフォート・デトリック生物実験室やノースカロライナ大学のラルフ・バリック教授の実験室、米軍の海外生物実験室を巡る秘密が暴露されて以来、「米軍の実験室によるウイルス研究」に対して、世界から非難が相次いでいます。カザフスタンの人々は、米国の生物実験室の閉鎖を強く求めています。中国のネット上ではフォート・デトリックの徹底調査を求める署名に2500万筆が集まりました。さらに数十カ国の47政党が請願書に共同で署名し、世界各地にある米国の生物実験室の閉鎖を求めています。

  米国政府は、各国の人々のこうした疑いに正面から答えなければなりません。世界には真相を知る権利があります。(Mou、柳川)

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