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半導体不足が影響、中国における日系自動車の9月の販売台数が軒並み減少
        
2021-10-13 13:27 | CRI

  半導体不足の影響を受け、日本の自動車メーカーのホンダ、日産自動車、トヨタ自動車は、中国において、9月の自動車販売台数が減少しました。

  日本の自動車メーカー3社が発表した最新の9月中国での販売台数を見ますと、トヨタは11.5万台、ホンダは12.1万台、日産は10.4万台で、いずれも前年同月比で2桁の大幅減となりました。中でも、リスクに最も強いトヨタは3大メーカーの中で減少幅が35.9%と、逆に一番大きく、ホンダと日産の減少幅はそれぞれ28.1%、26.2%となりました。

  新型コロナウイルスの感染拡大が世界の製造業を混乱させ、家電機器メーカーのチップ需要を押し上げた結果、半導体などの部品供給が逼迫したことから、日本の自動車メーカーは9月に減産を余儀なくされました。トヨタ自動車は日本にある14工場の28の生産ラインのうち、27の生産ラインで生産を一時停止する方向で調整しています。中国では、広汽トヨタの販売台数が2カ月で5万台未満となりました。うち9月は4万8300台で前年同期比40.37%減でしたが、前月比では12.80%増加したとのことです。

  日系メーカーに加え、米系合弁メーカーも同様に生産能力や販売台数が制限の局面に立たされ、ゼネラルモーターズ(GM)の第3四半期中国での販売台数は前年同期比19%減の62.3万台だったとのことです。(雲、藤井)

 

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