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チベット支援効果が顕著、今後も強化の方針 農業農村部
        
2021-09-17 15:24 | CRI

  農業農村部は16日、「第13次5カ年計画」(2016-2020年)期間に、農業農村についてのチベット支援は顕著な効果を示したと発表し、チベットでは80%以上が農業牧畜区であり、農業牧畜業はチベットの農民と牧畜民にとって収入の半分近くをもたらす重要な収入源だと説明しました。

  同5カ年期間中には、中国国内の17の省と市の支援により、高基準農地が227万ムー(約15万ヘクタール)建設され、家庭用トイレは27万カ所が改造され、農業牧畜業総合サービスセンターがすべての郷と鎮をカバーするようになりました。さらに、ハダカムギや野菜、ヤク、チベット豚、チベット地鶏など、地域の特色が鮮明で、農業と緊密に関連する柱となる産業を支え、特色ある農産物の販売を支援することで20億元を超える売り上げを達成しました。

  農業農村部によりますと、チベットの農業農村はまだ近代化の初期段階にあり、農業や牧畜業の基礎条件は薄弱で科学技術を革新するための人材が欠乏しているなどで、農業や牧畜業の改革は相対的に立ち遅れています。このため、国は「第14次5カ年計画」(2021-2025年)期間中に、人材の育成と誘致、施設の建設、産業の高度化、制度の革新、生態系の保護、国境警備の強化と人々の生活改善の6分野に力を入れ、チベット支援を一層拡大し、チベットの農業と牧畜業の質の高い発展を促進していきます。(閣、鈴木)

  

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