【新華社北京３月１６日】約８４％の人が、追加料金を払ってでも車に空気清浄機とウイルス感染予防機能を付けたいと考えていることが、中国自動車工業協会（ＣＡＡＭ）と中国自動車情報サイト大手「汽車之家」（ＡＴＨＭ）の共同調査で明らかになった。新型コロナウイルスの流行が新しい需要を刺激したもようだという。

  ウイルス流行の前は車を買う予定がなかった人たちの一部で乗用車の購買意欲が高まっていることも分かった。感染リスクを下げ、家族の健康を守りたいという意識の表れとみられる。

  調査に協力した５千人以上のうち７０％近くが車に空気清浄機が欲しいと回答し、健康を守る機能に関心がある消費者の多さが示された。

  調査報告書は、新型肺炎の流行が落ち着けば車の需要も徐々に回復するだろうと予測している。