経済
19年の金消費量1002トン、前年比12・9%減 中国
        
2020-02-06 15:37 | 新華社

【新華社北京1月22日】中国黄金協会が21日、統計データを発表し、全国の金消費量は2019年、前年比12・91%減の1002・78トンとなったことが分かった。

  内訳では、金製アクセサリーの消費量は前年比8・16%減の676・23トン、コールド・バーと金貨の消費量は26・97%減の225・8トン、工業および他の用途の消費量は4・9%減の100・75トンだった。

  同協会は、19年、中国経済の下振れ圧力が比較的大きく、下半期に金価格が堅調に上昇したことが、金製アクセサリー消費の冷え込みを招いた要因だと分析。また、金価格の騰貴を受け、実物金の投資家は様子見が高まったことで、重点企業と商業銀行のコールド・バーの販売量が大幅減となったとの見方を示した。

  19年、国際金相場は年初の1オンス当たり1282ドル(1ドル=約110円)で始まり、6月から一段高となり、9月4日に1オンス当たり1557ドルを超え、年平均価格は前年比9・84%高の1395・6ドルとなった。

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