中国
習総書記、黄河流域の生態保護について座談会を主宰
        
2019-09-20 17:35 | CRI

  習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は18日午前、河南省鄭州市で、黄河流域の生態保護と質の高い発展に関する座談会を主宰し、重要な談話を発表しました。

  習総書記は座談会で、「『緑の水と青い山こそ金山銀山だ』という理念を堅持し、生態を優先的に考慮し、グリーン発展、統一計画を堅持し、生態保護やガバナンスを強化して、黄河の長期的管理と安全を保障し、全流域で質の高い発展を促進し、暮らしを改善して、黄河文化を受け継ぎ発揚し、黄河を国民に幸せをもたらす『幸福の川』としていくべきだ」と強調しました。

  習総書記は、各省や自治区、それに国務院の関係部門の発言を聞き取り、重要な談話を発表しました。習総書記は「黄河流域の生態保護と質の高い発展は、北京・天津・河北省の協同発展や長江経済ベルトの発展、広東省・香港・マカオグレーターベイエリアの建設、浙江省を含む長江デルタ地帯 (「長三角」)の一体化と同じように、国の重要な戦略である」と強調しました。

  習総書記はまた、「黄河で最も重要なのは保護、肝心なのは整備である」と述べ、具体策として、生態環境の保護は上流・中流・下流の違いを充分に考え、水と砂の管理体制を整えて長期的管理を進めること、また人口や都市、産業の発展を計画し、水資源の節約や集約利用を推進するべきだと述べました。さらに、実情に合わせて流域における地域的特色のある質の高い発展を探り、文化遺産の保護を進め、黄河文化の時代的な価値を掘り出すべきだとも述べています。(藍、森)

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