8月19日は中国では去年に続いて2回目となる「医師節（医師デー）」です。李克強中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理が重要な指示を出し、「『医者仁心（医者には仁義の心がある）』という言葉がある。幅広い医療関係者は人民の健康と命の安全の守護者である。皆さんは優れた医療技術とサービスで人民の健康福祉を絶え間なく増進させ、『健康中国』アクションの建設に重要な貢献を果たした」と示しました。

　　「2019年中国医師デー先進典型報告会」が19日午前、人民大会堂で行われました。報告会には孫春蘭中国共産党中央政治局委員・国務院副総理が出席し、講演を行いました。孫副総理はその中で、「新中国が成立してからの70年、衛生や健康産業に従事してきた幅広い医療・ヘルスケア関係者は中国の衛生状態を改善し、人々の健康レベルの向上に重要な貢献を果たしてきた」と指摘しました。その上で、「新時代は人民大衆が健康における新しい需要に順応して、予防を主とし、率先して『健康中国』アクションを推進していき健康に関する知識を普及させ、国民全体の健康意識を高めていく必要がある」と期待を述べました。（Yan、星）