香港警察、デモの暴徒を強く批判 148人逮捕



2019-08-12 19:06 | CRI
香港警察は6日、「一部の人間によって、平和なデモ集会が破壊活動へと変えられてしまった。公然と法に違反する暴力行為が市民の安全に深刻な被害を与えている」とし、5日に香港各地で起きた衝突を通して、武器所持や警察への攻撃、非合法な集会の実施などの疑いで148人を逮捕したと明らかにしました。
6日午後に行われた記者会見で、香港警察は過激化したデモの様子を映像公開しました。デモ参加者が交通に影響を与え、路上で放火をし、一般市民に暴行を加える様子や、警察署を襲撃し、警察官に腐食性の液体をかけるといった暴行の様子が記録されています。
香港特別行政区政府警務処警察公共関係科の謝振中・総警司は「5日に各地で起きた暴力事件で、多くの警察署と付近の道路設備が被害を受けている。デモ参加者は警備人員だけでなく一般市民も襲撃している」と指摘しました。
関連報道によりますと、デモ参加者は香港島と九龍の多くの主要道路をふさぎ、信号機を破壊したほか、鉄道の安全を脅かし、香港最大の鉄道路線システムであるMTRの運行に深刻な影響を与えたということです。(怡康、謙)