中国
政協主席、視察で宗教の秩序確保と貧困脱出を強調=四川
        
2019-06-04 17:43 | CRI

  康定市瓦澤郷水橋村で民宿を視察する汪政協主席(左2)

  (5月25日、新華社記者・姚大偉撮影)

  汪洋中国共産党中央政治局常務委員兼全国政治協商会議主席はこのほど、四川省カンゼ・チベット族自治州を視察、「分裂主義に対する戦いを断固として行い、宗教の正常な秩序を守り、貧困脱出活動に全力を傾け、現地住民の幸せと社会の安定を確保していかなければならない」と強調しました。

  汪政協主席は25日から27日にかけ、カンゼ・チベット族自治州の農村、牧場や宗教関係の場所を訪れたほか、座談会を開いて関係部署の意見や提案を聴取しました。

  汪政協主席は、「宗教に関する党の基本方針を徹底し、『中国における宗教の中国化』方針を堅持し、宗教界が中国共産党の指導を擁護し、『愛国、愛教』の良き伝統を伝え、国の法律と宗教の教義との関係を正しく認識するように導き、宗教の健全で秩序ある発展を推進し、社会主義社会により良く順応させていかなければならない。また、国外の敵対勢力による『浸透』を防いでいかなければならない」と指摘しました。

  さらに、「チベット仏教の優れた代表者の育成と採用を強化し、仏教学院の規範化建設を加速し、宗教関係者の宗教知識と総合的素養を高め、その積極的な役割をより良く発揮させていくべきだ」と述べました。(鵬、む)

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