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<壮麗なる70年の歩み>江西省瑞金:塩漬けアヒル玉子で貧困脱出を図る
        
2019-04-16 20:05 | CRI

 

 

  近年、江西省瑞金市は「瑞金塩漬けアヒル玉子」を主な支援産業としてピンポイントの貧困扶助における十大産業にリストアップし、優先的に推進することにしています。2015年に設立された廖奶奶(リョーナイナイ)塩漬けアヒル玉子専門合作社はこれまで28世帯の貧困家庭を率いて収入増加と貧困脱出を実現しました。

  瑞金市壬田鎮鳳崗村に住む廖秀英さん(88歳)はアヒル玉子の塩漬けの腕が上手なことで知られています。しかし、交通が不便なため、近くの市場で売るしかなく、多い日でも1日に数十個しか売れませんでした。2015年、Eコマースの農村進出によって、廖さん一家は電子商取引を始め、一日の売り上げとしては最多となる4000個を売りました。

  鎮の共産党委員会、政府及び貧困扶助部門の支援の下、廖さんは「廖奶奶塩漬けアヒル玉子」の商標を登録すると共に、廖奶奶塩漬けアヒル玉子専門合作社を設立しました。「合作社+Eコマース+貧困家庭」という経営モデルで、ブランド、品種、方法、技術、買い上げ、販売を統一するという「6つの統一」の原則に従い、合作社は貧困家庭に無料でアヒルのヒヨコを配布し、廖さんの基準によって飼育したアヒルが産んだ卵を買い上げ、塩漬け玉子を作っています。貧困家庭に雇用機会を提供し、貧困家庭の収入増加を助け、より多くの貧困家庭の貧困脱出を導きました。

  現在、廖奶奶塩漬けアヒル玉子専門合作社は社員として32世帯を引き受け、そのうち貧困家庭は28世帯あります。(ヒガシ、星)

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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