中国
京雄高速鉄道、レール敷設に「北斗」測位システムを初採用
        
2019-04-16 18:18 | チャイナネット

 

  北京鉄道局集団有限公司が明かした情報によると、建設中の京雄高速鉄道は15日、レール敷設作業を開始した。今回の敷設作業では中国が自主開発した「北斗」測位システムを搭載した敷設装置を初めて採用し、機体の前後にカメラを設置し、列車の走行画面と速度をリアルタイムで伝送し、レール輸送のスマート化と情報化を実現。

  京雄高速鉄道は北京と雄安新区をつなぐ都市間鉄道で、李営駅から雄安駅までの全長92.4キロメートル。うち、李営・大興国際空港区間は69キロで、9月30日に北京大興国際空港と同時に運営を開始し、2週間前にレール敷設作業を終える必要がある。

  京雄高速鉄道は李営、北京大興国際空港、固安東、覇州北、雄安の5駅を設置。李営・大興国際空港区間の設計時速は250キロ、大興国際空港・雄安新区区間は350キロ。雄安駅は京雄、津雄など5本の高速鉄道と都市間鉄道が乗り入れる大型鉄道ターミナルになり、国家高速鉄道網に組み入れられる。建設と運営の全工程に複数のスマート設計理念、スマート建設技術を採用し、クラウドコンピューティング、IoT、ビッグデータ、人工知能(AI)、モバイルネットワーク、BIMなどの先進技術を通し、中国の鉄道駅の革新的発展の代表的プロジェクトとなる。

  9月30日の京雄高速鉄道北京区間の開通後、北京西駅から大興国際空港までの移動距離はわずか20分になる。大興国際空港・雄安区間は2020年末に運営開始予定。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月16日

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