中国
3月のCPIは2.3%上昇
        
2019-04-11 17:57 | CRI

  中国国家統計局は11日、先月の消費者物価指数(CPI)および生産者物価指数(PPI)を発表しました。去年と比べてCPIは2.3%、PPI は0.4%それぞれ上昇しています。CPIについては、食品価格が上昇した影響を受けており、今後は2%以上の伸び率で推移するということです。

  先月の物価の上昇率は、食品は前の年より4.1%、それ以外は1.8%でした。これについて、中原銀行のアナリストの王軍氏は、「全体的にみればCPIは安定しているが、豚肉を筆頭に食品の値上がりが目立つ」と説明しています。

  一方で、PPIは0.4%上昇しており、この中で石油・天然ガスの採掘業や石油、石炭やその他の燃料の精製業が前月比でプラスに転じました。

  また今後の見通しについて王氏は、CPIは2~3%の伸び率を維持し、PPIは製造業や不動産業の動向を踏まえて適正範囲で上昇すると予想しています。(閣、森)

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