中国
李総理、クロアチア新聞紙に署名入り文章を発表
        
2019-04-10 17:45 | CRI

  現地時間9日、李克強総理はクロアチア紙「ユタルニ・リスト」と「ベチェルニ・リスト」で「多彩な国、明るい見通し」と題とする署名入りの文章を発表しました。

  その中で、李総理は「国交関係を樹立してからの27年間、両国は終始互いに尊重し、平等に接している。各分野における実務的な協力は実り成果を遂げ、経済貿易の往来も日増しに密接になっている。クロアチアを公式訪問する初の中国国務院の総理として、今度の訪問にとても期待している」とした上で、さらに「ここ数年、クロアチアは経済発展を製造業やサービス業、観光業などの多重駆動型構造へと転換するよう推し進めている。中国は14億の人口を有する巨大市場であり、国民の消費と需要もより多元化している。今後両国はより多くの分野で協力していけば、両国の社会発展及び国民生活の改善につながるだけではなく、両国民にもより豊かな精神的体験をもたらせる可能性がある。今度クロアチアを訪問する際に最も重要な日程は、第8回中国・中東欧国家首脳会議に出席することである。この首脳会議開催期間中、「開放、イノベーション、パートナー」というテーマをめぐって、『16+1』メカニズムの推進や世界経済の繁栄と発展の共同促進について、突っ込んだ意見交換を行う」と強調しました。

  また、李総理はクロアチアとの今後の発展について、「開放をさらに拡大し、伝統的な貨物貿易分野における潜在力を一層掘り出して、貿易と投資の利便化を推進していきたい。同時に、中東欧諸国の商品の中国市場への輸出を歓迎し、デジタルエコノミーや電子商取引、金融科学技術など、新しい分野における協力を展開したい」との意向を示しました。(非、星)

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