中国鉄路総公司は2日、今年の業務目標を発表しました。利用者数はのべ35億3500万人、貨物の輸送量は33億6800万トンとし、新たに開通する路線は高速鉄道3200キロを含む合計6800キロとのことです。

　　この中で、四川省とチベット自治区を結ぶ路線の着工や、株式会社への改革を加速させることに重点を置き、構造改革を一段と推進して鉄道の対外開放を拡大し、「一帯一路」の建設などを進めていくといった方針も設定しました。

　　また、去年1年間のデータも発表し、新規路線の建設に3382億元（約5兆3054億円）を費やし、高速鉄道4100キロを含む4683キロを開通しました。営業距離は高速鉄道3万キロ近くを含む13万キロ以上に達したほか、利用者数は前の年を9.4％上回るのべ33億7000万人に達したとのことです。（藍、森）