中国
清華園駅が現役引退106年の歴史に幕
        
2016-11-01 21:28 | http://j.people.com.cn/n3/2016/1005/c94474-9123075.htmlhttp://j.people.com.cn

  急激な冷え込みに襲われた10月31日、しかしその寒さも年老いた駅に別れを告げようと集まった人々の熱意を阻むことはなかった。初冬の柔らかな日差しが差し込む中、灰色の煉瓦で建てられた清華駅は、106年に及ぶ「現役生活」に終止符を打つ日を迎えた。同駅はこの日を境に閉鎖されて「引退生活」に入る。

 

  清華園駅の劉風強駅長は鉄道員の制服に身を包み「早朝から続々と人々が詰めかけて来ている」とその場の秩序を保とうとせわしく行き来し、集まった人々に注意を促していた。北風が吹きすさぶ中、集まった人々は大小さまざまなカメラを手に各列車が最後に清華園駅を通過する瞬間をとらえ、この小さな駅と京張(北京-河北省張家口)鉄道の最後のツーショットにピントを合わせていた。プラットホームや跨線橋まで報道関係者や観光客、この小さな駅に別れを告げに来た市民で溢れかえっていた。


  実はこの清華駅だけでなく、10月30日には四道口や五道口など近く改造工事に着工する踏切も、旧・京張鉄道とのお別れスポットとして、鉄道ファンが詰めかけている。今後、清華園トンネル工事がスタートすると、これらの鉄道踏切も姿を消し、歴史の舞台を去ることになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(インターンシップ 康晓雯 黄含)

 

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